鬼怒川温泉での日々(2)

鬼怒川温泉は有名な観光スポットです。

ただやはり観光でいたわけではありませんので、どこかに出歩いた記憶はあまりありません。
まったくどこも観光しなかったかというとそうでもありませんが、気分的に乗り気しませんでした。
やはり観光は通常の平穏な日々があってこそなのだと思いました。
観光らしい観光はほとんどしませんでした。

温泉は毎日入っていたから肌はきれいになったでしょうか?
いや、食べ物が駄目だったのでやはりきれいにはならなかったかもしれません。
油ものばかりでしたから・・・
それに、まぁ、ボクはどうせ中年オヤジですから・・・

ホテルにいい思い出がないせいもあり、鬼怒川温泉には、また行ってみたいとも思いません。

ただ一度、野岩鉄道が企画するトレッキングには行きました。
ボクは山歩きは好きです。
久しぶりのトレッキングでした。

龍王峡を歩きました。渓谷でしたので、とても景色のいいところでした。自然はいいものですね。
ただ、福島県浜通りは人も入れない状況なのに、それと比べたらここはなんてのどかなんだろう、そう感じました。
別な世界のような錯覚すら覚えました。

でも、あそこはまた行ってみたいです。

それから、ホテルから歩いて数分のところにロープウェイがありました。
母とそのロープウェイには乗りました。

頂上には神社と猿山があり、さるを見てきました。
母はエサを買って、さるにあげていました。動物好きなのでとても楽しそうでした。
いい気分転換になりました。
ただ狭いところに閉じ込められて少しかわいそうな気もしました。

母は帰りロープウェイ乗り場のところのお土産屋でキーホルダーを買いました。
でも、よく見るとそのキーホルダーのNIKKOのスペルが間違っていました。
確か今でも使っていたと思います。

観光という観光はその程度です。

他のみんなはどう過ごしていたのだろうか?
他の被災者との交流はあまりなく、よくわかりませんでした。

つづく

猫之介

投稿者: 猫之介

富岡町の住人です。原発事故により避難生活を余儀なくされています。かつての愛猫のしま次郎を探しています。どうか無事でいますように・・・

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