鬼怒川温泉での日々(1)

鬼怒川温泉の日々は食事の時間が決まっていたこともあって、割と規則正しかったと思います。

8時くらいに起きて(8時起きが規則正しいかどうかは抜きとして)、あたまぼさぼさで朝ご飯を食べました。

それから、壊れているのか、それともわざとそうしていたのかわかりませんが、お湯がほとんど出ない部屋のシャワーで頭だけ洗って1日が始まりました。

近くには図書館がありました。

それで午前も午後も、ほとんどは図書館に行きました。

ボクは放送大学の生徒でもあります。これまで半分程度単位を取得しています。
余談ではありますが、富岡町の放送大学の学生はボク1人しかいません。
それで依然大変な状況ではありますが、図書館でようやく少し勉強することができました。

それに図書館ではDVDも見ることができました。
たまには気分転換にDVDを見ました。
はじめてハリーポッターを見ました。なかなか面白かったです。あとはNHKのシルクロードの特集など。

母はほとんどテレビを見て過ごしていたようでした。

当初、洗濯は当然自腹で駅前のコインランドリーを使っていました。
温泉街のせいか、お湯で洗うコインランドリーでしたので洗いあがりさっぱりで気持ちよかったです。

でもしばらく経つと、近くにある東電関係の施設に被災者がつかえる無料の洗濯機が数台置かれるようになりました。

それで少しは助かりました。
でもやはり他の被災者のマナーの悪さも気になりました。

ボクは洗濯している時はずっと終わるまで待っていました。
洗濯が終わればすぐに次の人が使えるように洗濯物は取り出しました。

でもみんながみんなそうではありませんでした。
洗濯機ないし乾燥機に衣類をずっと入れっぱなしという人も多かったです。
それは少し問題にもなりました。

そんなで混んでいる時は結局自腹でコインランドリーを使いました。

世の中いろいろな人がいますから。

夜は少しだけテレビを見て、10時くらいには寝てしまいました。

つづく

猫之介

投稿者: 猫之介

富岡町の住人です。原発事故により避難生活を余儀なくされています。かつての愛猫のしま次郎を探しています。どうか無事でいますように・・・

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