小さな命 -シャム-

まだ寒い時期だったので半年くらい前のことだと思います。

夜になると近所でかすかに ねこの鳴き声がしました。
まだ子ねこの鳴き声のようでした。
ちょうど親ねこを探すような小さな声でした。
次の日も次の日も。

なんだろうと思い近所を散策してみました。

少しうろうろしていると・・・

見つけました!
ちょろちょろっと夜道を白っぽい小ねこが横切りました。

捕まえようと思いましたが逃げてしまいます。
でも、茂みに隠れているところを捕まえました。
まだ手のひらサイズでした。

鼻水をたらしてゼーゼー呼吸しています。
「捕まえた」

親もねこ好きなのでうちで飼うことにしました。

くしゃみをすると鼻水に血が混ざっています。
これは良くないな。

次の日に獣医に診てもらい抗生物質などもらってきました。
そして、しばらくはカイロと一緒に箱の中に入れておきました。

なかなか懐っこいねこでした。
すぐにおなかをだしてコロッとなってしまいます。
おなかをさすってあげると、ごろごろとなります。

まだ子供なのでトラと一緒に階段を上がったり下がったりして遊んでいます。

「シャム」と名付けました。

飼ってみると意外と鳴かないおとなしいねこでした。
捕まえた時はずっと鳴いていたからよっぽど寒かったのだと思います。

鼻水に血が混ざった状態は今から1ヶ月ほど前まで治りませんでした。
今も鼻水はたらしていますが、血は混ざっていません。

暖かくなればきっと治ると思います。

ただ体が弱いのかあまり大きくなりません。
結構食べているけど太りません。

壁紙をガリガリやってしまうのは困ったくせです。

貸家なので傷はつけられません。
壁の下側は段ボールでブロックしています。

さすがに4匹いると匂いは大変です。

大屋さんには2匹の約束で入居しました。
4匹いるのは絶対に内緒です・・・

ただ拾ってあげなかったらきっと次の日には死んでいたと思います。

トラもシャムも放っておく訳にもいかなかったので・・・

大屋さんごめんなさい

シャムとトラ

猫之介

投稿者: 猫之介

富岡町の住人です。原発事故により避難生活を余儀なくされています。かつての愛猫のしま次郎を探しています。どうか無事でいますように・・・

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